女性保険のボーナス制度

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女性の保険というのは、厳密には医療保険の一種です。医療保険の中でも女性特有の病気に対する保障を上乗せしたものを女性の保険と呼びます。

さて、女性専用の保険も含めて医療保険には「ボーナス制度」が設けられているものが多くあります。保険のボーナス制度とは、一定の期間契約を継続しているとお金が支払われるというものです。途中で解約されないようにする対策だと思いますが、このボーナスについて注目してみると、各社まちまちであることが分かります。あくまでもボーナス制度はオマケのようなもので、それほど高額のお金が支払われるわけではありませんし、保険本来の目的とは違うので、こればかりに目を奪われるのはどうかと思いますが、中には10万円のボーナスが出る保険商品もあるのでバカに出来ません。ここでは女性の保険とボーナスについて、詳しく見てみましょう。

まず、医療保険のボーナスには2つの種類があります。一定期間無事故(つまり保険を使わないということ)であれば名称こそまちまちですが、数万円のボーナスが支払われます。保険会社にとっては保険を使わない人は上得意なので、そんなお客さんを優遇しようというもっともな制度です。次に入院の有無にかかわらず一定の期間が経過するとボーナスが出る保険もあります。これについては制度を設けている商品と、そうでない商品があります。

ボーナス制度については、2007年11月現在、以下の通りとなっています。

・チューリッヒ生命「女の幸せって何?」 → 無事故なら3年ごとに5万円、
・損保ジャパンひまわり生命「フェミニーヌ」 → 入院の有無に関わらず10万5000円(プラン2)
・東京海上日動あんしん生命「あんしんアミュレット」 → 無事故なら5年ごとに5万円
・アリコジャパン「わたしの入院保険」 → 無事故で10年後に20万円、入院の有無に関わらず積立ボーナスが5年ごとに10万円
・エース保険「ほけん貴族L」 → 5年間無事故で10万円
・ジブラルタ生命「キャッシュバック保険」 → 入院に有無に関わらず10年ごとに保険料の半分がキャッシュバックされる

どうでしょうか、一口にボーナス制度と言ってもこれだけまちまちなのです。一見するとアリコジャパンの保険がボーナスも多く有利に見えますが、東京海上日動あんしん生命に比べると月々の保険料が2000円以上高くなっています。
ボーナス制度の無い女性保険は当然その分だけ保険料も安いので、ボーナスがあるからと言ってそれだけで保険を決めてしまうのは早計だと思います。保険料とのバランスを総合的に検討して決めたいものです。

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このページは、 isが2008年1月22日 17:47 に書いたブログ記事です。

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