女性保険比較の最近のブログ記事

女性の保険には女性の保険独特の細やかな配慮があります、と別の項で書きました。

女性の保険にはそこでお話した以外にも沢山のユニークな保障や特約があります。
そこでは書き切れなかったユニークな保障を書いてみます。

まずはエース保険の「ほけん貴族L」。
これも通常の女性向け医療保険としての保障内容はおおむね同じです。
しかし、入院保障の原因として地震や津波などの自然災害でも入院給付金が支払われるという点では少々ユニークです。ですがこの「ほけん貴族L」がユニークなのはこれだけではありません。

「ほけん貴族L」は加入者の女性が何らかの事故や犯罪の被害者となって損害を被った時にも給付金が支払われます。損害を被った、というのは被害事故で身体に障害が残った場合や死亡してしまった場合という意味ですが、状況に応じて40万円~1000万円まで保障されます。また、さらに日常生活で受けた何らかの被害を損害賠償請求する際に相談する弁護士費用(1回1万円、1被害につき3万円まで)、弁護士費用(300万円まで)までもが保障されています。

何かと物騒な世の中、女性が犯罪被害に遭ってしまうニュースが後を絶ちません。そんな社会情勢を反映したような保障内容です。医療保険という分野をはるかに超えてしまっている感のある保険商品ですが、女性を取り巻く環境の現実なのでしょう。

次に、女性本人ではなく、女性の周辺に起きるリスクを想定した保障をご紹介します。別の項でも登場した東京海上日動あんしん生命の「あんしんアミュレット」。これには「配偶者死亡保険料払込免除特約」という少々難しい名前の特約があります。これは一体何でしょうか、どういう点が画期的なのでしょうか。

女性は結婚をすると配偶者、つまり夫の収入で家計を維持するケースが多くなります。つまり専業主婦またはそれに近い状態です。その状態の人が女性の保険に加入したとします。働く女性であっても専業主婦であっても、女性特有の病気になってしまうリスクは同じなのですから珍しいことではありません。

その人の夫が亡くなってしまったとしたらどうでしょうか。保険料の支払いが難しいからと言って女性特有の病気が待ってくれるわけではありませんから、保障は継続して保険料の支払いが無くて済めば...と考えます。

そんな都合のいい話を実現したのがこの特約です。
女性本人だけでなく、女性の生活を支える人のリスクまでも想定した保険商品ですね!!

女性の保険を選ぶ方法として何が頭に浮かびますでしょうか。現在なら、間違いなくインターネットですね。インターネットの登場により、保険のように比較検討したい商品の検討が飛躍的に簡単になりました。ここではインターネットを使った女性の保険の探し方についてお話します。

保険に関する比較サイトはたくさんあります。その中でも有名なのは「保険市場」(http://www.hokende.com)というサイトです。ここではこの「保険市場」を例にとってお話しましょう。余談ですが、この保険市場は2007年に大きく話題になることがありました。ご存知ボクシングの亀田3兄弟の次男、亀田大毅選手が対戦相手の内藤選手相手に反則技を何回も繰り出して出場停止処分になり、亀田一家への風向きが大きく変わる転機になった試合がありましたが、この時に内藤選手についていた唯一のスポンサーがこの保険市場でした。内藤選手のボクサーパンツのお尻部分に大きく「保険市場」と書かれていたことは当時大変な話題となり、一躍このサイトを有名にしました。

保険市場では保険を細かく分類し、30社の保険会社から136の保険商品(2007年11月13日現在)が掲載され、それぞれの保険商品の保障内容や人気度などを一発で比較できるようになっています。医療保険、がん保険、自動車保険、地震保険、シニア保険、生命保険、子供保険、海外旅行保険、バイク保険…まだまだありますが保険だけでもこんなにあるのかと思わされます。その中の一角に女性保険があります。保険市場では医療保険の次、2番目に並んでいますからそれだけニーズの多い保険なのでしょう。

保険を比較する要素はたくさんあります。ある一点だけを見てもそれは比較したことにはなりませんから、あらゆる角度から見てみたいものです。保険市場ではそこにも工夫がされており、保険料、人気度(資料請求ランキング)、保険期間、保険金などそれぞれの要素で女性保険を比較することが出来ます。私がこの中でも興味を持ったのは資料請求ランキングです。他の人たちがどの保険商品に魅力を感じて資料請求をしているのかが一目瞭然ですから、サービス競争の結果を知ることが出来ますから、大いに参考になります。実際に保険市場の各保険商品のランキングを見てみると、国内外問わずいいと思ったところがそのまま順位を上げているのが分かります。以前のように人間関係のしがらみなどで公平に選ぶことが出来なかった時代では考えられません。

比較サイトやランキングサイトは他にもたくさんあります。検索エンジンで探して色々なサイトを見てみるのも面白いものです。

保険が自由化されてからは、国内外の保険会社が入り乱れて激しい競争を繰り広げています。ここまで徹底的にコストを削減して価格設定をした結果、ハッキリ言ってどこの保険会社に申し込んだとしても不利になることはなくなってきています。それだけ各社ギリギリのところで商売をしているということなのでしょう。

保険会社には大きく分類して国内の保険会社と海外の保険会社に分けられます。また国内の保険会社にも分類がありまして、生命保険会社と損害保険会社に大きく分けられます。最近では自由化の流れの中、それぞれの垣根が次々撤廃されているので、それぞれ異業種から相互参入が相次いでおり“何でもあり”の状況になりつつあります。
こうなると各社の保険を比較検討する際に何を重視するのかという点が非常に重要になります。例えば以下の2つの女性保険を見て下さい。

1. エース保険「ほけん貴族L」
女性特有の病気に対する入院保障:1日5000円
特長:乳がん手術で乳房再建手術を受けた場合、10万円まで給付/犯罪や事故の被害に遭った際にも保障/損害賠償請求時の弁護士費用も保障/無事故ボーナスは5年間ごとに10万円

2. 損害保険ジャパン「Dr.ジャパン レディースプラン」
女性特有の病気に対する入院保障:1日10000円
特長:3大疾病になったら、以降の保険料不要

この2つの女性保険、保障内容にずいぶん違いがあります。1の保険はかなり手厚く盛り沢山ですが、2の保険はシンプルですが、女性特有の入院保障という本来の給付金については倍の金額です。印象としてはあらゆるリスクに薄く広く対応しているのが1で、女性保険としての機能に特化して余分なものをそぎ落としたのが2という具合です。
さて、この2つの女性保険の保険料はいくらかお分かりになりますか。どちらも月額で、正解は1が6950円で、2が2820円です。実に倍以上の開きがあります。これがまさに自由化以降の保険の姿です。

この2つは両極端な保障内容の例ですが、このように商品の幅があるということは、逆に言うと自分に一番合った女性保険を選びやすいことでもあります。保険料が掛かっても広い範囲の保障を求めるのであれば1のような保険が、反対に女性保険本来の保障だけに特化したシンプルな保険を出来るだけ安い保険料で掛けたいという場合は2のようなタイプの女性保険が適しています。

今回筆者が行ったような比較は比較検討サイトで簡単にすることが出来ます。実際に女性保険を検討される場合は、今回の例のように総合的に保険料と保障のバランスを考えて検討することが必要になります。

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