女性保険選び: 2008年1月アーカイブ

女性の保険とは女性特有のリスクを管理するための保険商品です。万が一女性特有の病気にかかってしまった時にせめて治療費の心配くらいはしなくて済むようにしたいものですから、女性の保険はそのための唯一の対策です。
さて、それでは女性特有の病気について、もっと詳しく見てみることにしましょう。

まず考えられるのはがん。卵巣がん、子宮がん、乳がん、子宮頸がん…これらは全て女性しかかからないがんです。しかも意外に件数が多いので、全ての女性にとって無関係ではないところが厄介です。

また、別の項でも述べましたが、がんはかつて不治の病とされており治すことが極めて困難な病気でした。現在では医学の進歩によりがんを克服することも不可能ではなくなりましたが、なにぶん最も心配なのが治療費。最先端のがん医療を受ければ克服できたものを経済的な理由で治療が受けられないとなると命に関わります。

そこで女性の保険が注目されることになります。実際に女性の保険の商品内容を見てみましょう。ここでは損保ジャパンひまわり生命の「フェミニーヌ・プラン2」を例に見てみることにします。名前が示すとおり、これは女性専用の医療保険、つまり女性の保険です。

この商品にはプラン1から3まで3通りの商品設定がありますが、それぞれどこまで手厚く保障するかの違いだけで、ここで例示するプラン2はそのちょうど中間にあたる商品です。
「フェミニーヌ」は医療保険なので、ケガや病気での入院や手術を手厚く保障していますが、ここではがんに限定して見てみることにします。

まずは入院保障。女性特有の病気、女性にも多い病気で入院した場合は1日につき10000円の給付金が支払われます。これは2日以上入院した場合、1日目から給付の対象となるので、ほとんどの入院に関して保障されることになります。その他の病気やケガで入院した場合は同条件で給付額は1日7000円となるので1日につき3000円も女性特有の病気に対しては保障が手厚くなっていることが分かります。これは給付金の内容を見るとさらに分かりやすく、どんな病気やケガでも保障される7000円が「疾病入院給付金」となっており、そこに女性特有の病気に対しての保障額として「女性疾病入院給付金」として3000円を上乗せした合計額が10000円となっています。やはり3000円は女性の保険としての増額分ということになります。

プラン2の場合は3000円の差ですが、より手厚いプラン1となると5000円の差がありますから、さらに女性の保険らしい設定になっていると言えます。

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