女性医療保険: 2009年12月アーカイブ

女性の保険は保険各社が特色を持たせて様々な保障内容の保険商品を販売しています。
これだけたくさんあるとどこの保険会社の、どの保険がいいのか...正直なところ選ぶのが大変です。
そこで、女性の保険について最も失敗しない選び方について考えてみましょう。

女性の保険が持っている最大の役割は女性特有の病気に対する入院保障です。
女性の保険と銘打っている保険商品には全て共通してこの保障がついています。
しかし、その保障内容には各社差があります。まず一番分かりやすい差が保障額。
入院1日につきいくら、というアレです。低いものでは1日5000円程度からで、高いものだと1日15000円程度の入院保障となっていますから、まずはこの入院保障にどれだけ必要かを考えましょう。
もちろん入院保障が高いに越したことはありませんから手厚い備えの保険にしておくことは正解です。
ですが、その分保険料がアップしてしまったり、他の部分の保障が削られてしまうのは当然のことです。

まずは入院保障の金額について「最低限これだけは欲しい」という金額を決めます。
金額を決めろと言われても、なってもいない病気の治療費を想像できない...ごもっともだと思います。
無理に金額を算出するという意味ではなく、自分自身のこれまでの生活や現在の状況を考えて、健康に不安があるのであれば手厚く、特に婦人病と言われるような女性特有の病気に対して何らかの心当たりがあるのであれば、なおさらですね。
そうでないのであれば少々低い保障額でも良いかも知れません。

女性特有の病気以外の入院や手術の保障についても各社バラツキがあります。
女性の保険なので女性特有の病気を保障するのも大切ですが、それ以外の病気やケガにもリスクは当然あります。
女性特有のものとは言わないが、健康に不安があるということならこの部分の保障を手厚く考えるのが良いと思います。

また、女性保険だけではありませんが、医療保険には定期的に一定金額のお金がキャッシュバックされるものがあります。
入院の有無にかかわらず支払われるボーナスや、一定期間入院しなかった(つまり保険を使わなかった)場合に支払われるボーナスなど。
これらは保険を掛けながら貯蓄出来るという要素を兼ね備えているので、一見大変お得なように見えます。
これについては別の項で詳しくお話しますが、お金が戻るということはそれだけ保険料がアップしてしまったり他の保障が削られてしまうことにもつながりますから、損得勘定をしっかりと計算してから選ぶのが良いと思います。

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