2007年9月アーカイブ

まず、保険とは未来に予想される様々な災難を想定して、その災難時に金銭的な負担だけでも軽くすることで被害を軽くするというためのもので、このようなものを金融用語ではリスクヘッジ商品と言います。
例えば生命保険はその人が万が一亡くなってしまった場合に、将来にわたって予想される収入を保険会社が支払うことによって、その人が養っていた人の経済的負担を軽減します。
どんなに良い保険に入っていてもその人が生き返るわけではありませんが、その人が居なくなってもせめてお金の心配だけはしなくて済む。これが保険の考え方です。

さて、保険にはたくさんの商品があります。一般的に広く知られているものだけでも、生命保険の他に自動車保険や火災保険などがあります。未来にわたってもしかしたら降りかかってくるかも知れない交通事故や火災などの経済的損害に対して補償をするためのものなので、これもリスクを管理するリスクヘッジ商品です。
そんな中に、最近になってよく名前を聞くようになった保険があります。それは「女性保険」です。女性保険とは、いったい何のリスクを補償するための保険でしょうか。

人生を生きていく上で色々なリスクは付き物です。

そんな中で女性だけがさらされているリスクがあります。
例えば乳がんや子宮がんなどの病気は臓器そのものが女性にしか無いものだけに、女性特有の病気ですから、女性だけが持っている人生のリスクということになります。
これらのリスクは女性特有であるだけでなく、がんということで治療費が非常に高くなってしまいます。もちろんがんは生命に関わる病気なので健康保険が適用されますが、がんの治療は日進月歩で次々と最先端の治療法が開発されています。それらの中には大変有効な治療法も多いのですが保険認可が追いついていないという事情から保険診療対象外になっていることも多く、そのため治療費が高額になってしまうことも少なくありません。

せっかく良い治療法があるのに、金銭面の理由からそれを受けられないというのは、後々に大きな後悔を残してしまうことになりかねません。がんは最悪の場合は生命を落としてしまうことすらあるのですから。

そんなリスクに直面した時に金銭面の問題を解決してくれるのが保険です。
しかも女性の保険は女性特有のリスクに特化した保険なので、全ての女性に関わりがある大切な保険商品なのです。次の項以降で、女性の保険にはどんなものがあるのか、またその活用法などについて詳しく書いてみます。

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